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小排気量 turbo

先日、前から興味があった小排気量ターボエンジンの代表的な存在のVWのTSIエンジンに試乗しました。TSIは1.2と1.4のシングルターボと1.4のスーチャターボの3種類。そこでボクは、一番ベーシックな1.2のTSIを試すコトにしました。車種はゴルフのトレンドラインってヤツです。実は今回初めてVWに乗りました。

今さらボクがここで吠えるのもなんですが、メチャンコ良いクルマなんですね。ゴルフって。これは参りました(笑)ホント今さらオマエに言われなくてもって感じなんですが。高剛性なボディにシットリ系な足。何よりも見切りが良いので運転しやすい。全幅が1790mmもあることを後から知ったんですが、まったく車幅の大きさを感じませんでした。

そして驚きのパワートレイン。1.2のターボでトルクは17.8kg。低回転からグイグイ来ます。でもどっちかっていうとエンジンよりも7速DSGには参りました。あの低回転からのグイグイはDSGのカミソリのようなシフトがあってこそだと思いました。だいたい時速60kmくらいでもう6速に入っていて、燃費稼ぎだと思いますが、その時のエンジン回転数は1500rpmほど。(実燃費は20km以上とか)そんな状態のエンジンとミッションはまさに死んだふり状態で、フィールも何もあったもんじゃないんだけど、DCTってこんなもんなのかなと。まぁ嫌だったら回転高めを維持するSモードやマニュアルモードがあるので問題なんてない。DSGってアクセル離して再度踏み込んだときとかにギクシャクしますが、そのフィーリングには最初違和感あったけど、「それはアクセルワークで解決するものだよ」ってメッセージがクルマから発せられたような気がしました。

日頃、3ペダルのMTに楽しさの面で勝てるミッションなんて無いに決まってると思ってましたし、今もそう思ってますが、DSGは楽しかったです。前にM3のM-DCTに乗ったとき、このミッションはボクには不要と思ったんですが、DSGは楽しかったです。

試乗の終盤にせっかくだから同じエンジンのポロも乗ってみてくださいな。ってことで、一番ベーシックなグレードのコンフォートラインってヤツに乗りました。動き出した瞬間に軽いと思った。ゴルフは1270kgでポロは1100kgです。170kgの差は大きいですね。でもゴルフに比べたら、足がばたついて、収まりが悪い。でもポロもまさかの高剛性ボディにあのパワートレインだから、とても良いクルマだし、運転のしやすさも最高。だがしかし、ゴルフの方が何倍も良いクルマだとボクは思いました。ポロがゴルフより優れた点は、軽くてヒラヒラ舞えるというコトと、物理的なボディの小ささしかないと思う。でもゴルフもあのサイズで1270kgは充分な軽さだし、何と言ってもあのしっとりとした乗り心地と、ハンドリングがある。

1年に1回のオイル交換や定期点検作業料、更には回数制限無しのウォッシャー液やライトのバルブ交換にキーレスの電池交換5年間無料というプログラム付けて、300万円ちょっとという安さ。自分で持つのはタイヤとバッテリーと車検時の税金の類いだけという維持のしやすさ。すっかりVWのファンになってしまいました。(後日、本国のHPでみた定価にはさらに驚いたけど・笑)
小排気量 turbo_f0161788_23331662.jpg
ダイレクト・シフト・ギアボックス。
by silverwing95 | 2011-09-21 23:35 | other cars

993etc.


by silverwing95