Chinese Democracy / GUNS N' ROSES
2008年 12月 10日
ガンズアンドローゼスのチャイニーズデモクラシーが発売されて結構な日が
経ちました。ボクの率直な感想を述べさせてもらうと、これは名盤でしょ!
ボクは無条件に新譜が出たら買うバンドの場合、ネットでのレヴュー的な物や
掲示板等は一切見ません。あまり先入観をもって聞きたくないという理由からです。
今回も例に漏れずまったく見ていませんので、他人がどういう評価をしているのか
知りませんけど、先日評論家の伊藤セイソクのラジオ番組で賛否両論渦巻いてる
らしい事を知りまして、「そうだろうねぇ」と一人納得しました。
セイソクはこう言ってました。ガンズ程のバンドの新譜が賛否両論渦巻くのは
当たり前だと。例えばLED ZEPPELINが新譜をこれから出したとしたら絶対賛否両論
だろ?と。それと同じでマニアだけじゃなく幅広い人間が聞くんだからしょうがないん
じゃないかねぇ。と。さすがはセイソク氏です。
まぁボクは正直言うとまったく期待していませんでしたので、5回ぐらい聞いて
ホコリかぶるんだろうなくらいにしか思っていませんでした。何曲か聞いた事
あったし(劣悪な音質でしたが)タイトルトラックのチャイデモがあんまり好み
の曲じゃなかったってのもあったので。
あまり良くないと思う人たちはきっと1st、2ndの影を求めすぎているんじゃない
かと思う。たしかにギターサウンドはあまりにヘヴィでイメージと違うなとボクも
思ったけど、それを補って余りある楽曲の良さに気が付いてからはのめり込んだ。
それにアクセルローズのカメレオンヴォイスはやっぱり凄いし惚れ惚れする歌声。
アルバムが完成したのはだいぶ前だなと感じさせるやや旧いアレンジだけど、
曲が持つ輝きに影響はまったく無し。ボク的には4、5、13曲目が特に好きで
2、3、6、7…ほとんど良い曲だな(笑)
極めて当たり前な「曲ありき」というコトを考えさせてくれたアルバムでありました。